みなさん3DWarehouseってご存じですか?
3DWarehouseとはTrimble社が運営する3Dモデルをダウンロードできるサイトのことです。
すべて無料で、高品質のモデルが非常に多く、バリエーションにも富んでいるので使用している人も非常に多いのではないでしょうか?
中でも、SketchUpユーザーには切っても切れない関係ですよね。
SketchUpで建物のモデルを作る中で、家具まで自分で作ろうとすると膨大な時間がかかります。
時間を短縮するためにも多用していきたいツールの一つです。
そんな便利な3DWarehouseですが、どうやらSketchUpの無料版である、SketchUp 2017 makeで使用ができなくなったみたいです。
SketchUp2017ユーザーからしたら、今まで使えていたのに急に使えなくなるのは困る!となるはずです。
そんな方のために解決方法をまとめました。ぜひ試してみてください。
なぜ使えなくなったのか
今までは普通に使えていた3DWarehouseがなぜ急に使えなくなったのか。
Trimble社のホームページにこう書かれていました。
3D Warehouseでは、SketchUpファイルを現在のバージョン、過去2つのバージョン、そしてモデルが最初にアップロードされたバージョンを保持します。つまり、モデルが元々SketchUp 2017バージョンでアップロードされていない限り、SketchUp 2017のモデルをダウンロードできなくなります。
より速く小さなファイルを利用するには、SketchUpの最新バージョンでモデルをダウンロードすることをお勧めします。
https://help.sketchup.com/ja/3d-warehouse/downloading-model-file-formats
SketchUpはサブスクリプションであり毎年バージョンアップが行われます。そのため、登録されるモデルは新しいバージョンのSketchUpで作られます。
makeに限らず、モデルは過去のバージョンでは使えなくなるということですね。
2018のバージョンなどは買い切りもありましたので、それを買っている人たちからしたら最悪な話ですね。
使えない状態とは
通常SketchUpで3DWarehouseを使うときは、3DWarehouseのツールボタンを押すことで下の画像のように新規タブが開き、そこからダウンロードができる仕組みになっています。
しかし、Sketchup makeで同様に3DWarehouseを開こうとすると下の画像のように真っ白な画面になります。
見てわかるようにダウンロードが一切できません。
またウェブサイトの3DWarehouseからダウンロードしようとしても2019までのファイルしかダウンロードができません。
解決法
現状、Sketchup makeのような過去のバージョンで3DWarehouseを使うにはdae形式でダウンロードするしかありません。
dae形式でダウンロードをするにはウェブの3DWarehouseに行く必要があります。
daeファイルとは
daeはさまざまなオブジェクトを保存するときに使われる形式です。
詳しくはこちらのサイトから・・・DAEファイル拡張子 – File-Extension.info
どうやってダウンロードするのか
ではdaeファイルをSketchup makeにダウンロードしていきましょう。
3DWarehouseのウェブへ行き、ほしいモデルを検索しダウンロードページに行きます。
そうすると、このようなダウンロードの文字があります。
ダウンロードを押すと、ファイル形式が出てきます。
その中のColladaファイルを選択しましょう。
選択すると圧縮ファイルがダウンロードされます。
その圧縮ファイルを解凍すると中身がこんな感じになっています。
このmodel.daeというのがオブジェクトファイルで、modelファイルがテクスチャが入っているファイルになります。
ではこのファイルをSketchup makeにダウンロードしたいと思います。
メニューバーのファイルを選択後、インポートボタンをクリック。
先ほどダウンロードしたファイルを選択後インポートボタンをクリック。
クリックするとインポートが始まります。
インポートが完了したらオブジェクトが出てきます。
あとは好きな位置にモデルを配置してください。
以上がSketchup makeに3DWarehouseのモデルをダウンロードする方法でした。
参考になりましたら幸いです。
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