簡単にモデリングができるため様々なところで使われているSketchUpですが、なんと・・・iPadで使えるようになっちゃいました!
前々からiPadで使えるようになったら便利なのになぁ…と思っていた人にとっては大朗報なニュースです!
さっそく、iPadでSketchUpが使えるメリットとデメリットをまとめていこうと思います!
そもそもSketchUpって?
この記事を読んでいる方には不要かもしれませんが、一応SketchUpがどんなものかを紹介します。
SketchUpは現在はアメリカのTrimble社が開発・提供している3Dモデリングソフトです。
その操作の簡単さから世界中でシェアをされているソフトです。
具体的には、様々なツールを使い、柱や壁といったものを自分で作っていき、一つの建物を作るというものです。
操作性の高さ、ツールの豊富さ、BIMなどでは作ることが難しい形状もSketchUpなら楽々と作ることが可能です。
SketchUp for iPadでできること
いくらiPadで使えるようになったからと言ってPC版のように使えないのでは元も子もありません。
では実際のところはどうなのか、筆者が実際に操作をしてみました。
触ってみた感触
実際にアプリを開いてプロジェクトを開いて使ってみた第一印象は…ほとんどPC版と変わらない…!
これがアプリを開いた時のホーム画面です。
いつも使っているPC版とほとんど一緒ですね。
プロジェクトの新規作成は、画面左上の新規作成ボタンを押すことでできます。
これが新規プロジェクトを開いた画面です。
普段PC版を使っているならツールの位置などに違和感は感じるかもしれないが、基本的なツール、デフォルトのトレイなどはPC版と変わらず使えるようです。
ツールを使ってみた
では実際に使ってみましょう。
PC版と同じように数値の入力指定もできるようですね。
PC版でできることのほとんどはできそうですね。
ちなみにタグや、グループ化・コンポーネント化もあったので、不便なく使えそうです。
SketchUp for iPadのメリット
メリット1
一番のメリットはやはり出先で簡単に設計作業が行えることでしょう。
今までもノートパソコンを持って、などという風に外出先でやってこられた方もいるかと思います。
私もそのうちの一人です。
でもノートパソコンって結構邪魔になるんですよね。しかも重いし…
iPadならノートパソコンよりもコンパクトで軽くて持ち運びも楽ですよね。充電コードも小さいですし。
メリット2
PC版と変わらない性能で操作ができるということも大きなメリットでしょう。
iPad版だから性能が劣る、なんてこともなくいつも通りの設計が可能です!
なんならiPadの方が操作は楽かもしれませんね。
湯部で操作もできれば、applepencilでも操作ができ、iPad用のマウスがあればマウス操作もできる。
万能ですね(笑)
メリット3
3D Warehouseも使うことができます!
SketchUpユーザーなら誰しもがお世話になっている3D Warehouseが使えるというのは大きなメリットですね。
メリット4
最後はiPad版独自の操作があるということです。
独自の操作って何?ってなりますよね。
では見ていただきましょう。
わかりましたか?
なんと絵を描くだけで窓などの建具が作れちゃうんです!
なんだこのツール…PC版にもくれよ…(笑)
今のところは決まったものしか作れないみたいですが、時間の短縮にはもってこいですね!
SketchUp for iPadのデメリット
今までメリットをいくつか挙げてきましたが良いところばかりでもありません。
例えば、SketchUpには欠かせないプラグインはSketchUp for iPadでは使えません。
Web版のSketchUpみたいな感じですね。
ですので、複雑すぎるものを作ろうとすると限界があります。
あとは、操作に慣れなければいけないといったところでしょうか。
新しく触り始めたものは慣れないというのは当たり前かもしれませんが、使いこなすには時間がかかりそうです…
まとめ
いかがだったでしょうか?
出たばかりでまだまだこれからなところもありますが、設計者の役に立つ便利なアプリではないでしょうか!
ちなみにトレーニングガイドのようなものもアプリ内で見れますので、操作がわからないという方は一度見てから初めてみるのもありかもしれませんね。
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